一里山・今井病院は最新機器を用いた外来診察 健診・人間ドック,PCRを行い脳外手術・入院等にも対応しております

皆様、こんにちは。
この度は、一里山・今井病院のホームページへようこそおいでくださいました。院長の今井文博です。
 当院は、平成18年8月1日にここ一里山ののどかな地に小さなクリニックとして産声を上げ、平成28年4月1日に病院として生まれ変わりました。
 『最先端の医療を地域の皆様が気軽に受けられる場でありたい』
スタートの時より抱き続けているこの想いは今も変わることなく、ますます大きくなるばかりです。

私は、脳外科専門医として長く大学病院に勤めてまいりました、その経験から患者さんたちと日々接している中で、『もっと身近に、もっと気軽に医療を提供したい』という想いが年々募るようになり、やがて『外に出て理想の場所をつくっていこう』とまるで青年のように飛び出してしまったのがことの始まりです。
それから今日まで一里山・今井病院のはるかな道のりをひたすらに歩み続けております。

当初は、専門である脳神経外科をはじめとして循環器科、内科、リハビリ科の診療を行っておりましたが、経験豊かな医師仲間の協力、医療スタッフの充実とともに、診療科目も増え、病床・手術室を増設したことで、提供する医療内容はお陰様でますます充実してきております。また、新たに健診・人間ドック専用棟を増設するとともに、隣地には老人専用複合施設を併設し、地域の皆様により一層お役立ちできるようになってまいりました。
　
体のことで何か気になること（健診・医療・福祉サービス等）があったら気軽に当院にご相談ください。調べてみることも大事です。いつでも利用してください。
必要に応じて「専門の医療・医療機関」へご紹介いたします。この病院が地域の皆様にとって気軽にからだを語れる豊かなコミュニティスペースとなってくれること、そしていつも心のこもった医療を提供できるハートフルなメディカルタウンとなっていくこと目指していますのでどうぞよろしくお願い致します。

医療法人社団　同仁会　理事長
一里山・今井病院　院長
脳神経外科医

今井 文博

『同仁』の心を基盤とし、常に相手の立場に立って
地域に密着した信頼される良質の医療を実践します。
＊同仁とは、『差別なく、広く平等に愛すること』を意味する

常に研究心を高く持って医学・ケアの研鑽を積み、
先進医療の実践を目指します。

地域のニーズに応え、患者様の人権と意思を尊重し、常に相手の立場に立った人道的で誠実な医療を提供します。

先進的な医療機器・知識・技術を駆使した専門的かつ高度な医療・検診を実践します。

独創一理の研究に励み、近未来医学へ貢献します。

職員が意欲をもって明るく生き生きと働ける職場環境をつくります。

看護師長（診療看護師）　瀬見井隆太

法人の理念に基づき地域に根差した『一里山・今井病院』は地域の皆さんに支えて頂きながら常に成長を続けております。そのために看護部門では患者さん側から入院及び外来受診時にとって、自分ならこんな人に看（診）てもらいたいと言われる看護師の育成に力を入れています。
　入院中に患者さんが病状や診療に対する不安がある時はリアルタイムで理解できるように説明させて頂く事で安心して療養生活を送ることができるよう、診療看護師（※1）、特定看護師（※2）、認定看護師（※3）の協働にて誠心誠意サポートする体制ができております。また、面会が出来ない時でも患者さんの状態が気になるなど、ご家族本意の対応も可能な限り私たちが介入する事でサポートできるよう体制を整えています。
　小病院でありながら診療看護師、特定看護師、認定看護師を配置している病院は全国的にみても殆どありません。少ない患者さんに多くの時間をかける事が私達にはできます。時代のニーズにあわせた看護師の教育・育成により、より安心を与える医療を提供します。

（※1）診療看護師は、看護師として臨床経験5年以上を経て、大学院修士課程（NP教育課程）において、医学と初期医療の実践を修了し、NP資格認定試験に合格した看護師を言います。予め作成した手順書に沿って、医師不在時には特定行為を始めとする診療行為を行う事ができます。患者さんに合った診療及び療養のニーズを的確に把握し、論理的かつ科学的根拠に基づき、必要とする相対的医行為（中心静脈確保、縫合、腰痛穿刺、胸腔穿刺、腹腔穿刺、気管内挿管、救急対応、検査オーダーや処方の代行入力など）や診療を自律的にタイムリーに提供できます。又、侵襲の高い処置が実施できるだけではなく患者さんを全体で捉えられるように疾患に対する基礎知識や治療内容などについても専門的な教育を受け、医師不在時でも病状をタイムリーに捉え、検査や処置を行い、適切な説明を行う事ができます。看護と診療の二つの視点から患者さんやご家族の方へ対応します。

（※2）特定看護師は、特定行為研修を修了した看護師の事で、手順書に基づき特定の医療行為を行う事ができます。修了した行為のみ特定行為を行う事ができる為、特定看護師によってできる範囲は異なります。特定行為を活かし、従来の看護師よりもタイムリーに状態に応じた質の高い看護を提供することで、患者さんの不安な気持ちや辛い症状を少しでも早く改善できるよう対応します。

（※3）プライマリーケア認定看護師は、入院中の急性期医療から退院後の在宅医療に至るまで患者さん、ご家族の負担を考えた最良の医療提供を対応します。

今井院長はこれまで、自身の研究において、脳親和性細胞（ミクログリア）を培養し血管内投与すると脳に特異的に侵入し脳内病巣を治療する事が可能であることを突き止め論文にまとめ、学会などで報告発表してきました。この研究内容は平成11年10月20日、中日新聞の第1面にも掲載されました。研究内容をいくつかの国際雑誌に掲載したものが評価され、2008年5月にドイツで開催された第5回 国際神経保護再生学会の特別講演の演者として招かれ講演しています。
現在もミクログリア細胞を用いた脳梗塞・脳腫瘍を標的とした細胞治療の開発に取り組んでいます。

参考論文
1. Imai F, Sawada M, Suzuki H, Kiya N, Hayakawa M, Nagatsu T, Marunouchi T Migration activity of microglia and macrophages into rat brain. Neurosci Lett 237: 49-52, 1997
2. Sawada M, Imai F, Suzuki H, Hayakawa M, Kanno T, Nagatsu T Brain-specific gene expression by immortalized microglia cell- mediated gene transfer in the mammalian brain. FEBS Lett 433: 37-40, 1998
3. Imai F, Sawada M, Suzuki H, Zlokovic BV et al. Exogenous microglia enter the brain and migrate into ischemic hippocampal lesions. Neurosci Lett 272: 127-30, 1999
4. Suzuki H, Imai F, Kanno T, Sawada M Preservation of neurotrophin expression in microglia that migrate into the gerbil’ s brain across the blood-brain barrier. Neurosci Lett 312: 95-98, 2001
5. Imai F, Sawada M, Suzuki H, Oda J, Ninomiya T, Ono K et al. Neuroprotective effect of exogenous microglia in global brain ischemia. J Cerebral Blood Flow Metabol 27: 488-500, 2007

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